Watashiという曲について

あることがきっかけで知った、「Watashi」という曲。作詞作曲、歌唱はシンガーソングライターの「iri」。この曲で初めて知ったひとでした。


わたしはごく稀に、「ひと聴きぼれ」をする。好きなアーティストだからだとか、他の要因を一切関係なく、曲だけを歌詞を見ずに聴いて、「あ、心臓痛い」となる。気がついたら涙が出ている。


過去には、数年前のレコード大賞、新人賞を受賞していたSEKAI NO OWARIの「スターライトパレード」、チャットモンチーの「真夜中遊園地」、ラストアイドル「バンドワゴン」、スキマスイッチ全力少年さユり「平行線」、一瞬思い出しただけでこのくらい。基準は、前触れなく曲を聴いて、1度聴いたら忘れられないくらい心を掴まれたか。

ちなみにスターライトパレードはレコ大で聴いた直後に滅多に買い物なんてしないiTunesで購入した。あの時の気持ちは一生忘れないと思う。


ちなみに好きなアーティストの中でも特に一回目で心掴まれる曲がある。乃木坂46「日常」「きっかけ」「君の名は希望」「ないものねだり」とか。SKY-HI「知らなくていい」ポルノグラフィティ「ルーシーに微熱」、有名どころであいみょん「生きていたんだよな」とか、すごい。ここまで挙げておいて、自分の曲のツボが全くわからない。コード進行が好みとか、たまたま耳に入った歌詞が胸に落ちたとか、メロディーが好みだったとか、色々、どちらかというとその要素全てが入って、心掴まれる。だいたい共通して言えるのは、歌詞の中に最低1箇所は光っているところがある。歌詞重視の私なのでそういう所には確かに弱いかもしれない。


話は戻って「Watashi」。私はこの曲にひと聴きぼれした。耳に入った瞬間速攻泣きそうになるのを堪えて、調べてストリーミングでダウンロード。毎日聴いている。


魅力はまず歌詞。

特に好きなのは「囚われない もう戻らない 誰のものでもないの 私」「もう譲らない 縛るものはない」冒頭の歌詞 ここが聴こえた瞬間の衝撃 文字にすると在り来りなのかもしれないけど、この曲のメロディーと歌声で唯一無二の表現になっている。直接、脳に絡んだ糸を解いてくるようなフレーズ。足が1歩前に出そうになる。街の真ん中で自信を持ってたっていられる気がする。


しかも聴いてたらラップ調だし、この曲日本語ラップだったみたいで、私の大好きなジャンルでした。そりゃ、好きになるよね、という気持ち。日本語ラップ大好きなので、ダサいという風潮がまだあるところは何とかしたいです。


とにかく何が言いたいかよく分からなくなったけど色々な人に「Watashi」を聴いてほしい。いい曲は広めたい。きっと気に入ってくれる人はたくさんいるとおもう。


音楽には詳しくないけど、音楽が大好きだし、音楽には何度助けられたかわからないし、本当に偉大です。